住宅ローンの事前審査とは、住宅を購入するときに実際に購入する物件で住宅ローンを申し込む前に、申し込む人間が収入的に問題ないかを審査するものです。ここを通過しないことには本番の審査に進めません。
落ちた理由
夫婦どちらかが派遣社員だと収入合算できない
私たち夫婦の場合、夫は正社員で妻は派遣社員です。いくら収入があったとしても派遣社員だと参考情報にしかならず、審査の判断基準に入らない銀行もあります。
派遣社員かつ育児休暇中は対象外
派遣社員であっても門前払いをされずに審査を受けることが出来ます。ただあくまでそれは通常通り働いている場合です。
派遣社員で育児休暇中で働いていないと、復帰時期によるのかもしれませんがローンを組むことは難しくなります。正社員の場合はこの心配はありません。
正社員一人で借りることのできる金額を超えている
では正社員一人でローンを組めるかというと組める金額には当然限度があります。相場は年収の6倍とか言われていますがそこは総合的に判断される感じです。
三菱UFJだとホームページ上で入力した金額に対して「これだと厳しい」とすぐ判断してくれるので例えば50万円刻みで融資金額を減らして何度も試してみると融資可能な金額がわかるので目安になります。「これだと厳しい」旨の表示が無くなればOKという事になります。興味がある方は三菱UFJのローン審査のページで試してみるといいです。
もしもパートナーが派遣で門前払いをくらって自分一人となり、融資可能な金額が減るとなると組める金額の範囲内にある物件を探すしかありません。
銀行とやり取りのない不動産仲介業者を介している
モデルルームに併設されている事務所や大手の仲介業者を介してローンの申請をするのであれば特に意識せずにいて大丈夫ですが、もしも個人または少人数で仲介サービスをやっているサービスですと銀行側も「この仲介業者とはやり取りが無いのでこの業者自体の確認が必要だ」というスタンスになります。
電話でその旨を聞いたときは購入者側としてはどうにもできないのでどうしたものかと途方にくれましたが、どうにもならないので考えるのをやめました。
こういった業者さんの良いところは、不動産が大好きで事業を始めているのでとにかく公平な視点から選りすぐりの物件を紹介してくれるところです。ただその人の好みも色濃く反映されてしまいますが公平中立な視点で話が出来るのはとてもありがたいので利用していました。
さいごに
住宅を購入するタイミングって大事だと感じました。正社員同士での結婚であればこのような心配はないのでしょうが、派遣社員のパートナーで育児休暇を取得する予定の場合は出産前の早い時期に購入を決めてしまった方がいいかと思います。
ただ妊娠中は体がつらいでしょうから(というか妊娠・出産後も長期間辛いですよね)体調を最優先で行動するようにしてください。
妊娠前に家を購入するといった、こういった部分も計画的にやっておいた方が妻の負担にならなかったのかなと、後悔しています。とはいえ授かれるかどうかもなってみないとわかりませんから何とも言えないのですが、難しいです。
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