保育参観1歳児クラスでやったこと
9時に子供とともに登園します。先生から軽く説明を受け、園児たちとの輪に入ります。スケジュールはこんな感じです。
9時半おやつ、10時からお散歩、11時に園に戻る、手洗い・着替え・おむつ替えをする、11時半にお昼ご飯、食べ終わったら保育参観の親子は帰宅、ほかの子はお昼寝といった感じです。自身のお子さんは親自身で見守ったり相手してくださいということでした。
「そうかそうか自分の子を見ていればいいんだね」と軽く考えていましたがそんなものは甘い考えであることがすぐわかりました。
園児たちは「遊んでくれる大人が増えた」としか認識していません。そうなると自分の子だけではなくほかの園児たちの遊び相手もする必要が出てきます。なぜかうちの子ではない子が私の膝にずっと座っている現象が起こりました。さらになぜかうちの子は一人で穏やかに遊んでいたのでまぁ大丈夫ではあったのですが。。
しかしうちの子はお散歩中にどこへ行ってしまうのかわかりません。つないだ手は振りほどくし公園へ行ってもすぐ逃走します。ヒヤヒヤです。追い掛け回して走り回りました。
普段、連絡帳だといい子に過ごしているとのことですが、やはり親が相手だといい子にはしてくれないようで…お昼ご飯もなかなかに難儀しました。家でご飯をするのとはお互い勝手が違うので「多分いつもはこうじゃないんだろうな」とは思いつつも食べずに遊んでしまうわが子を遠い目で見つめていました。
どうにかお昼も終わり、帰宅です。
帰宅途中に自分の昼ご飯を買い、家に着いた瞬間にものすっごくどっと疲れが出ました。あらゆる緊張から解放されたのと、久々に走り回って心身共に疲れたんだと思います。ほっともっとのかつ丼をがっついて、午後は親子で昼寝を爆睡しました。
保育士の仕事は過酷であることを実感
いつどこでどの子がなにをするか全く予想がつかない、そして子どもたちが集まるとどんな化学反応が起きるかもわからない、その中で安全を確保しタイムスケジュールの通りに物事を進める・・・それはつまり過酷でしかない、そう感じました。まだまだ一部分しか体験しませんでしたがね。
遊ぶときは全力で相手をしないと手を抜いていることがすぐばれます。成長の度合いもみんなバラバラ、一人ひとりの成長に合わせて対応をしないといけないですから観察眼も常に必要です。
飲み物を飲まない、食べ物を食べない、一人でどこかに行ってしまう子供になんとか飲ませる・食べさせる・連れ戻す対応が必要です。必要ですが、対応しようとすると別の子があそぼ~とやってくる・・・思うようにいかない。。
本当は自分の子を見ていればよかったはずなのになぜか別の子を見ることになっていましたし、ただしなぜか1人で穏やかに遊んでくれていたのでなんとか大丈夫でしたが、これでわが子の相手もとなると頭がパンクしそうになります。
常に緊張感を持ちつつも子どもたちが楽しくのびのびと過ごせる環境づくりをしなければならない、保育士の仕事は過酷だと思いましたがそれにより、ありがたみと素晴らしさを感じることが出来ました。
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