生後2ヶ月以降、ワクチンの予防接種が始まります。住民票がある自治体でやるぶんにはなんの手続きもいりませんが、他の自治体で予防接種するときにはそれなりの手続きが必要です。
予診票を持っていくだけでは予防接種を受けることができません。「予防接種実施依頼書」が必要です。その際は実費になり、あとで住民票のある自治体に申請して払い戻しとなります。
他自治体で予防接種する際の流れ
それでは、手続きの流れを注意点も含めてみていきましょう。
1.接種実施先で対応しているか確認
ワクチン予防接種を受けようとしている自治体と病院の両方に電話確認すると確実です。
対応していなければ、住民票のある自治体で予防接種をするしかないです。
依頼先(宛先)の確認もする必要があります。ワクチン予防接種を受けようとしている自治体に対して依頼するのか、病院に対して依頼するのかによって予防接種実施依頼書の宛先が変わります。
また、予防接種にいくらかかるかを確認してください。いったんは病院に支払いをしてそのあとに役所に対して払い戻しの手続きをする必要があります。
2.住んでいる自治体に予防接種実施依頼書の申請
役所のホームページに申請方法がかかれているはずですのでその方法に従って手続きをしてください。
郵送で予防接種実施依頼書が届く場合、その届くまでの期間も考慮して予防接種の計画を立てる必要があります。いざ予防接種をする日にまだ予防接種実施依頼書が手元にないと予防接種を断られてしまいます。
また、一度発行してもらえばそのあとの予防接種すべてその予防接種実施依頼書でやってもらえるわけではなく、予防接種一回ごとに予防接種実施依頼書を発行してもらう必要があります。
払い戻しの手続きもどうすればいいかを併せて確認しておきましょう。
3.予診票を書く
お住いの自治体で発行された予診票に記入してください。
4.依頼書と予診票、実費を持参し予防接種実施
予防接種実施依頼書、予診票、電話で確認した金額を現金で用意して病院に行きます。予防接種を実施し、現金で支払いをして終了です。
30分ほどは様子を見る必要があります。予防接種の直前直後はミルクを与えるのはNGですのでご注意ください。病院にその旨書いてありましたが知らずに与えていたらどうなってたんだろうとヒヤリとしました。
5.役所に行って払い戻し
住民票のある役所に行って払い戻しの手続きをしてください。これでお金が戻ってきます。
考察
里帰りでなければ地元がいいかもしれません。結構手続きがあって育児でバタバタしている身にはきついなぁというのが本音です。
それに予防接種をした病院が遠いと副反応出たときに連絡と診てもらうのが面倒かもしれません。市境、県境に住んで別自治体で実施の場合は要注意です。
予防接種は計画的にせねばならないです。そのため時間がかかるこのやり方はその時間も含めて本当にそのやり方でいきたいか慎重に考えた方がいいです。都度発行というのもなかなか忙しい中申請するのが忘れそうで心配です。
コメント